子ども向け造形教室「つくるこつくりて」の1周年を記念した作品展示会が8月20日~22日の3日間、伊那市立図書館(伊那市荒井)のギャラリースペースで開かれる。
加藤協子さんと三上麻里さんが2025年8月に開いた同教室。教室のコンセプトは「『つくる子』と『つくり手』を結ぶ 『つくる子』が『つくり手』になる」。決められた作り方や材料にとらわれず、子どもたちが自ら考え、選び、思い思いにものづくりを楽しむことを大切にする。併せて、実際にものづくりを仕事にしている大人を招き、創作を通じて交流する「つくりて会」も開催。日本画、デザイン、コマ撮りアニメなど、さまざまな「つくり手」との出会いを通して子どもたちがものづくりを身近に感じる場を提供してきた。
活動開始から1年がたち、経ち、小学生向けの「つくるこ会」「つくりて会」に加え、幼児向けに素材遊びなどを楽しむ「つくるこわくわく」、1歳以上を対象にした親子造形教室「つくるこのびのび」、大人向けの「おとなもつくるこ」など、子どもから大人まで「つくる」を楽しめる場へと活動を広げる。今回の展示では、これまで子どもたちが制作した作品を展示するほか、活動の様子を写真で紹介。多種多様な素材の中から自分で使うものを選んで作品と向き合う過程や、さまざまな「つくり手」と出会い刺激を受けながら制作してきた1年間の歩みを振り返る。
三上さんは「この1年間、たくさんの縁に恵まれ、少しずつ活動を育てることができた。『つくるこつくりて』で過ごすみんなとの時間を、展示を見てくださる方にも感じていただければ」と話す。加藤さんは「これまで子どもたちは自ら手を動かしさまざまなプロと出会いながら、考え、試し、工夫し、『つくる』を重ねてきた。自分たちも『どうしたら、もっとつくるを楽しめるだろう?』と問いを続けてきた。会場では作品と共に、その背景にある気づきや試行錯誤、一人一人の『つくる時間』を感じていただければ」と来場を呼びかける。
開館時間は10時~19時(最終日は16時まで)。入場無料。