釜飯専門店「釜めしのはと」(駒ケ根市赤穂)が7月3日、駒ヶ根にオープンした。
店主は服部篤志さん。三重県出身で、信州大学農学部に入学したのが伊那に来たきっかけ。「在学当時からいつか飲食店を開きたいという思いがあったが、卒業と同時に食品メーカーへの就職で県外へ出た。学生時代にアルバイトをしていたそば店の店主が、学生の頃から『飲食店をしたい』と話していたのを覚えていてくれ、声をかけてもらったのがきっかけで2016(平成28)年に伊那に戻り、そば店で5年ほど修業を重ねた」と振り返る。
自身の店をイメージする中で、釜飯店「月ノ輪」(赤穂)の釜飯の味に感銘を受け、2021年に「修業をさせてほしい」と店主の池沢さんに声をかけたという。「修業をさせてほしいと声をかけたタイミングで、池沢さんが『いずれ自分が引退するタイミングも考えているので、継がないか』と声をかけてくれた。自分が一番おいしいと思う釜飯が月ノ輪の釜飯だったので、修業しながらレシピなどを覚えてきた」と服部さん。月ノ輪が2026年5月31日で21年の営業を終え、店舗を引き継ぐ形でオープンの準備を進めてきた。
席数はテーブル6卓20席。オーダーを受けてから一人前ずつ釜飯を炊く。店で使う米と調味料はオーガニックで、野菜は地元のものを選ぶ。メニューは月替わり1種と定番8種の計9種類。今月の月替わりは「鳥五目」(1,980円)。定番メニューは「きのこ」「山菜」(以上1,870円)、「ハナスとベーコン」「ハーブが香る海老(えび)とベーコン」「帆立とじゃがいもバター」「高菜明太しらす」「利尻昆布」「薬膳」(以上1,980円)で、全てに小鉢3品、みそ汁、漬物が付く。
服部さんは「道具や食器も引き継がせてもらった。池沢さんはこっちの親のような存在。釜飯の魅力は毎日食べたくなるような、ホッとするようなおいしさ。具材を入れて一緒に炊き上げるので具材のおいしさがご飯に染みている。家族でゆったりとくつろいでもらえる店、安心して食事を楽しんでもらえる店にしたい」と意気込みを見せる。
営業時間は、11時30分~14時、18時~20時。日曜・月曜定休。