上伊那の環境関連施設をバスで見学する「暮らしの裏側のぞき見ツアー」が7月21日に開催される。
担当するのは伊那市地域おこし協力隊員の林耀子さんで、昨年から大人のための見学ツアーを企画してきた。本年度は、今回の「水編」に続いて、9月に「エネルギー編」、11月に「ゴミ編」を予定する。水編は「暮らしの中で使う流れを知る」がテーマ。水道水がどこから来ているのか、使用後はどう処理されていくのか一連の流れを見学する。見学先は箕輪ダム、箕輪浄水場、伊那上水管理センターの3カ所。「伊那市も住んでいる地区によって水源が違うが、調べる中で多くの水が箕輪ダムからの水だということを知り、箕輪ダムと箕輪浄水場を回り、最後に伊那上水管理センターの流れにした」と林さん。
林さんは「蛇口をひねったら水を出るのが当たり前と思いがちだが、資源が当たり前に使えることは実は当たり前ではない。今回巡る施設は、多くの人が関わっていることで水の安心・安全が担保されている。世界では気候変動などによって水量が減っていたり、温暖化の影響で干ばつの影響を受ける地域が増えたり、一極集中での降水が発生したりする。産業工業で使う水量も増えていて水不足が世界的に懸念されている。日本でも気候変動は起こっているので、人ごとと思わず、自分事として考えるきっかけになれば」と話す。
昼食はごみが出ない「ゴミゼロランチ」も企画。「マイボトルの認識はだいぶ広がり持ち歩く人も増えているが、マイ容器はまだまだ未経験の人も多いと思うので、まず一回やってみる機会を作りたかった。ランチを提供してくれる量り売りの店『PUCA(プッカ)』では当日、ドライフルーツや菓子の量り売り商品も持ってきてくれるので、購入希望の人はそれを入れる容器も持参してほしい」と呼びかける。
開催時間は、8時45分~15時45分。定員は20人。参加費は昼食代1,500円。当日は産官学連携支援拠点「inadani SEES(イナダニ・シーズ)」(伊那市西箕輪)に集合。申し込み締め切りは今月14日。