市民向けイベント「月1モイMOI 『あそび まなび たきび』」が6月21日、南アルプス公園(伊那市長谷)で開かれる。主催は伊那市地域創造課地域ブランド推進係。
身近な素材や道具を使い自由な発想で作品作りを楽しむ子どもたち(過去開催の様子)
伊那市が2019年から交流を続けるフィンランド北カレリア地域とのつながりをきっかけに始まった同イベント。フィンランド森と学びコーディネーターの平川真奈美さんが企画し、これまでにまきストーブ販売などを手がける「DLD」のまきストーブサウナ体験や、伊那小学校の児童と行う菓子作り、不要になったものを新たな価値のあるものへと作り替える「アップサイクル」をテーマにしたワークショップなどを開いてきた。
平川さんは「フィンランドと伊那は、場所こそ違うが、自然が身近にあるなど共通点も多い。フィンランドの考え方を知ることで、伊那の魅力を改めて感じてもらえたら」と話す。
当日はたき火を囲みながら、モルックや自然遊び、ミニゲームなどを楽しむ。参加者はマシュマロや焼きたい食材を持参し、たき火で焼いて味わうこともできる。開催の背景には、人と人、人と森をつなぎ、多世代が交流する「ネイチャーセンター」構想がある。学校に行きづらい子どもが訪れたり、自然体験イベントを開いたり、自然やたき火の魅力を伝えたい人が活動したりできる拠点を目指しているという。その入り口として、自然の中で遊ぶ楽しさを伝える「焚(た)き火ウィーク」をこれまで5回開いてきた。
平川さんは「たき火には火おこしやまきの種類など学びの要素もたくさんある。火に当たったり、マシュマロを焼いたりと、小さなことから気軽に参加できる」と話す。これまで伊那市鳩吹公園の市民の森で行ってきた「焚き火ウィーク」に対し、高遠町や長谷地区でも開催してほしいという声が寄せられたことから、今回は南アルプス公園で開くことになった。
平川さんは「南アルプス公園は地元の人にとっては身近な場所かもしれないが、木や葉、落ちている枝などを使って考えられる遊びはたくさんある。フィンランドの人々は自然の中で五感を使った学びを大切にしている。学びと遊びは本来一つながりのもの。初めての人も気軽に参加してほしい」と呼びかける。
開催時間は10時~12時。参加無料。申し込み不要。