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伊那で「旅する高校生応援プロジェクト」報告会 夏休みの旅・体験を共有

ネイバーシップ代表の井崎由華さん

ネイバーシップ代表の井崎由華さん

 「旅する高校生応援プロジェクト」の報告会が9月23日、伊那市防災コミュニティセンター(伊那市西町)で開催される。企画運営は、地域で探究的な学びの機会を提供するネイバーシップ。

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 「高校生の学びを地域全体で応援する文化をつくる」ことを目指す同団体では、今年の夏休みに鉄道を利用し、旅してみたい高校生を応援するプロジェクトを企画。参加したい高校生とプロジェクトに賛同する個人や企業からの寄付と協賛を呼びかけてきた。企画に応募・参加した高校生は31人。定額でJR全線の普通・快速列車を乗り降りできる「青春18きっぷ」を使い、3日間もしくは5日間の「旅」を、各々が企画し挑戦した。

 企画担当の唐木玲さんは「10人程度を想定していたが、応募時に『旅で何をしたい』というテーマで書いてもらった内容は『大学を見に行きたい』『初めての一人旅がしたい』『行けるところまで行ってみたい』などさまざま。一人一人の思いが読み取れた。個人や企業からの寄付と協賛が集まったこともあり、全員に挑戦してもらった」と振り返る。

 ネイバーシップ代表の井崎由華さんは「印象的だったのは、人見知りで話すのが苦手だという生徒から、今回の旅では行った先で地元の人に声をかけ、お薦めされた場所に行ってみたいと書いてくれたこと。良いことを書くのではなく、自分のやりたいことを素直に書いていいと伝えていたこともあり、高校生の真っすぐな声が聞けた」と話す。

 報告会は、第1部に高校生3人と寄付・協賛者2人とファシリテーターによるパネルディスカッションを企画。「なぜ高校生の旅を応援しようと思ったのか」「旅をして高校生は何を感じたのか」テーマに行う。第2・3部は少人数のグループに分かれ、参加した高校生それぞれの旅を紹介。高校生と大人が一緒に語り合う。最後に今回の取り組みを振り返り、今後大人が地域で高校生の学びや挑戦をどう応援していけるかを考える。

 井崎さんは「明確に『これがやりたい』を持っていない高校生も多いと思うが、今回はテーマが旅だったので『それならこういうことがしたい』が出てきやすかったのかもしれない。寄付して下さった皆さんも、地域の人にも報告会に足を運んでもらえたら」と話す。唐木さんは「参加した高校生には出発する前日にそれぞれ『いってらっしゃい』とメールを送った。報告会は『おかえりなさい』と伝える場。地域のようなサイズの中で、寄付を通して若者を見守る大人たちとの関係が、文化として根付いていけたら」と続ける。

 開催時間は13時30分〜16時30分。申し込み優先。