里親制度について周知するイベント「こごみの日~里親制度を知る日~」が10月25日、風の谷絵本館(飯島町飯島)で開かれる。主催は上伊那里親支援センター「こごみのねっこ」(伊那市高遠町西高遠)。
10月の「里親月間」に合わせて開く同イベント。里親制度の説明に加え、絵本の朗読やお話会、ランチ交流会を行い、里親制度への理解を深めてもらう。当日は、同センターのスタッフが交代で里親や社会的養護をテーマにした絵本「どうして?――あたらしいおうちにいくまでのおはなし」を朗読する。里子や実子それぞれの気持ちを描いた作品を通して、里親として子どもを迎える際の家族の思いに触れる。同センター長の宇津孝子さんは「会場は時間がゆっくり流れ、絵本の世界に入り込める場所。2階には絵本コーナーもあるので、親子連れでも気軽に参加してほしい」と呼びかける。
同センターは7月、里親制度について考えるフォーラムを開催。これを機に上伊那の各市町村とのつながりが広がり、10月には上伊那8市町村の役場やこども館、ショッピングセンター、今回の会場となる風の谷絵本館などでパネル展示を行っている。同センターの宇津真気さんは「今月は里親に関する問い合わせが5件以上あり、高遠の『おさんぽ』にも立ち寄ってくれる人がいる。家族連れでイベントに参加してくれる方も増えてきてうれしい」と話す。
里親同士の連携について、宇津さんは「上伊那の各市町村に複数の里親家庭があると、悩みを共有したり、互いに助け合ったりしやすくなる。一人で抱え込まずに地域で子どもを育てられる環境をつくりたい」と意気込む。
開催時間は11時~14時。参加無料。要予約。予約締め切りは10月20日。ランチ交流会ではスープセット(1,100円、先着10人)を用意するほか、弁当の持参も可能。