地域材を使った子ども向け木工体験を行い、飲食・物販・ワークショップなどのブースが出店する「第4回 製材所まつり」が7月18日、「有賀製材所・どまのはうす」(伊那市西箕輪)で開催される。
有賀製材所と唐沢木材工業が共催する同企画。有賀製材所の有賀信子さんは「コロナ過で地域の行事が減ってしまったことで、集まる機会や子どもが楽しめるイベントが復活できなかった時期に、子どもたちが楽しめる場所があればいいと2023年に地域住民向けに開催したのが初回。2回目からは範囲を広げ、毎年、夏休み直前のこの時期に開催している」と話す。
「普段の生活の中で製材所に足を運ぶ機会はなかなかないと思うが、この地域は材木の豊かな地域。子どもたちに木に触れてもらい、のこぎりや金づちを使って木工を楽しんでもらいながら、製材所で木が製品になり地域に循環していく流れを知ってもらういい機会にもなっている。無料の遊びのコーナーでは、大人も子どもも夢中になって木工体験をしてくれる。子どもが夢中になって取り組む姿を見て驚く親もいる。夏休みの課題をしに来る子どもも」と有賀真人さん。
上伊那の事業者にも声をかけ、飲食11店舗、物販・ワークショップブース12店舗が出店。会場では有賀製材所の道路向かいにある「どまのはうす」も開放。唐沢木材の市原由紀さんは「物販・ワークショップは子ども向けの企画がメインだが、大人も楽しめる内容も充実させた。真夏なので『どまのはうす』と製材所内にそれぞれ休憩ブースを用意する。小さいお子さま連れでも休憩しながら楽しんでもらえる」と話す。遊びのコーナーでは、木工コーナー、まき割りお仕事体験、木や木の実を使ったものづくり体験、ポップコーンの配布などを企画する。
真人さんは「製材所は、川上(林業)から川下(建築・販売)の中間地点にいて、山と里をつなぐ役割を持っている。せっかく山の資源があっても製材所がないと製材・加工が行われずに地域に循環できない、なければならない仕事。材木店のようにイメージされることが多いが、製材所も持ちながら地域材を使った住宅を扱ったり、地域の無垢(むく)材が手に入る場所としての役割を担ったりしている。製材所が地域の身近な存在と知ってもらい、あらゆる『木』の相談なども気軽にできる存在になれれば」とも。
開催時間は10時~15時。小雨決行。