お話会とアートワークショップを組み合わせたイベント「地球のこれからを考えよう! 未来の地球ラボ」が6月20日、産官学連携支援施設「inadaniSEES(イナダニ・シーズ)」(伊那市西箕輪)で開催される。
主催は、伊那市地域おこし協力隊員の林燿子さんが運営する「暮らしの循環実験室」。「協力隊の活動の中で『脱炭素』をミッションに日々の暮らしの中でできる取り組みや環境について発信しているが、気候変動という言葉を聞くと、どこか遠くの話のように感じてしまう難しさがある。マイナス面に目を向けるだけではなく、前向きに楽しみながら自分たちができる取り組みについて考える場を持ちたいと思い企画した」と林さん。
小学生以上が対象のお話会では笠井貴代さんを招き、地球や気候変動の仕組みと未来のヒントを探る。笠井さんは2024年に東京から伊那市に移住。2019(平成31)年より、アル・ゴア元アメリカ副大統領から直接学んだ気候変動の語り部「クライメート・リアリティー・リーダー」として市民・親子・企業向けに講演を行うほか、気候変動対策に取り組む市民・NGOの育成トレーナー兼コーチなども務める。林さんは「笠井さんと伊那で出会い、互いの活動を話す中で、子どもたちにも楽しく学べる時間になってほしいという思いから、お話会の後には『どんな未来をつくりたいか』をイメージしながら一枚の大きな模造紙に思い切り絵を描こうということになった。参加者が聞いて考えたことや感じたことを表現する時間になれば」と期待を込める。
アートワークショップの模造紙は幅2.5メートル、高さ1.5メートル。参加者が一斉に描けるよう壁に貼り、絵の具やポスカを用いて自由に描くという。アートワークショップ後は作品鑑賞の時間も持つ。完成した作品は7月6日から2週間限定で、伊那市役所1階ロビーに展示予定。
林さんは「みんなの暮らしている地球のことを、後ろ向きではなく、どんな未来をつくりたいのか描いていきたい。託児もあるので親子での参加はもちろん、さまざまな世代に集まってほしい。意見交換や思いの共有の場にもなれば」と呼びかける。
開催時間は9時45分~12時。定員30人(託児は要予約)。参加無料。絵の具などで汚れてもいい服装での参加を呼びかけ、マイカップまたはマイボトル要持参(飲み物は運営側で用意)。