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伊那の中学生が「希望と朝日」をテーマに壁画制作 商店街の活性化目指す

完成間近の壁画

完成間近の壁画

 伊那市立春富中学校美術部の生徒たちが現在、通り町商店街の「カラオケ空間ANON(アノン)」(伊那市荒井)に飾る壁画の制作を進めている。

制作を行う春富中学校美術部の生徒たち

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 壁画制作に取り組むのは、同校美術部の3年生14人。依頼したのは、アノンを営む桜山野乃さん。通り町商店街の活性化につながればとの思いから企画したという。作品サイズは、縦180センチ、横180センチ。「希望と朝日」をテーマに、湖や山、空、朝日、花畑など自然豊かな風景を描いている。制作は4月末に始め、約1カ月かけて進めてきた。取材した5月22日は完成を目前に控え、生徒たちが最後の仕上げを行った。

 当日は、生徒たちが細かな色合いや質感を確認しながら作業を行った。制作は綿棒や指、本物の花や葉に絵の具を付け、パネルに押し当てて模様を描く「スタンピング」の技法を採用。互いに意見を出し合いながら、作品を完成へ近づけていく様子が見られた。

   美術部部長の藤田瞳子(まなこ)さんは「今までやったことのなかったスタンピングの画法に挑戦し、筆や刷毛(はけ)で描くときとは違った感覚が新鮮で楽しかった。店舗に飾られると思うと、やりがいを感じながら制作できた」と話す。美術部顧問の岩原学教諭は「生徒たちの思い切った描き方に元気づけられた。予想を超える、とてもよい作品ができた」と振り返る。

 完成した壁画は額装とLED照明を施し、およそ1カ月後にアノン入り口左側の壁に設置する予定。

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