上伊那地域の移住・生活情報の案内所や地域の交流拠点としての機能を持つ「すまいテラスいな」(伊那市荒井)で6月6日、「2周年記念イベント」が開催される。
運営は中央不動産。移住希望者や地域の人が気軽に立ち寄れる移住・生活情報の案内所、無料会員登録を済ませることで利用できる交流フロア「まちなかリビング」、シェアオフィスとして起業や仕事をする利用者を対象としたスペースから成る同施設。施設の移住コンシェルジュ澤西光子さんは「移住前から移住後までの継続支援を通して、実際にこの地域に移住した人もいる。移住してやりたいことがある人が施設を活用して次のステップにつながっていく流れもできてきた。移住した人が近くを通るとフラッと立ち寄って顔を見せてくれることも増え、関係人口のつながりが少しずつ出て来たのも実感する」と話す。
周年イベントは、すまいテラスいなの利用者を中心に声をかけ出店を募った。2024年に神奈川県から伊那市に移住した「もりかふぇ」はパンと焼き菓子を出店し、伊那市出身で現在横浜との2拠点生活を行うアロマセラピストのスワコさんはリラクセーションコーナーを担当するほか、昨年伊那に移住した中野翔斗さんが立ち上げた、地域の子どもたちが店を出店する「こどものおみせ」では、シール交換ブースも設けるという。13時~15時は移住者のリアルな話を撮影・配信する「イナトーク」の配信も行う。
同施設では6月1日から、子ども服のリユースの取り組み「伊那市こころむすびシェアリング」の常設ボックスも設置する。「『こころむすび』の取り組みは、オンラインの掲示板上に投稿して個人同士で子ども服の譲り合いができる取り組み。同施設ではボックスを常設することで、フラッと来て見てもらえたり、子ども服を寄付していけたりする」と澤西さん。
「移住したい人、移住した人、地域の人にもっと使ってもらえるコミュニティーになればと考えている。施設の2階には地域の人が利用できるスペースもある。地域ごとに違う文化の違いをすり合わせができるのも、移住してきた人の安心にもつながっている。足を運んだことのない人も気軽にのぞいてもらえれば」とも。
開催時間は10時~16時。