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箕輪町「赤そばの里」でオープニングセレモニー ピンクの花が見頃迎える

赤そばの里

赤そばの里

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 赤そばの開花がピークを迎えた9月21日、箕輪町の「赤そばの里」(上古田金原)でオープニングセレモニーが開かれた。

美しい音色を披露する「アルプホルン駒ケ根」の奏者

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 赤そばの里は面積約4.2ヘクタール。赤みが強いピンクの花が咲く「高嶺ルビー」が一面に植えられている。管理するのは「古田の里赤そばの会」。会長の押野光さんは「8月に約200キロの種をまき、手入れしてきた。8月下旬から少しずつ開花が始まり、9月下旬にピークを迎える」と話す。

 セレモニーには、白鳥政徳箕輪町長や地元町議、釜屋美晴箕輪町観光協会長らが駆け付けた。駒ケ根市を拠点に活動する「アルプホルン駒ケ根」の奏者7人が3曲を演奏し、音色を会場に響かせた。白鳥町長は「赤そばの里は地元の皆さんの力で景勝が保たれている全国でも珍しい観光スポット。昨年は3万人以上の来場者が県内外から訪れた。ピンクのじゅうたんが美しいのはもちろん、そばどころも新築された。多くの人に訪れてもらいたい」とあいさつした。

長唐澤久樹上古田区長は「会場までの道路の整備や、看板、標識を設置するなどで、分かりにくさを改善してきた。地元の子どもたちが看板を手作りするなど、多くの区民が携わった。身障者用トイレや電動アシスト車椅子3台を用意し、バリアフリー化も進めた」と話す。

 東京都北区から家族4人で訪れた40代女性は「3連休に友人を訪ねて初めて箕輪町にやって来た。見頃だと教えてもらい、赤そばの里で友人家族と合流した。大人は赤そばの美しさを楽しみ、子どもたちは落ちているクリを集めたりトンボを捕まえたりと自然の中でとても楽しく過ごせた」と話す。

 10月13日まで地元農産物の直売所(8時30分~16時)や、手打ちそばの店を設けて来場者を迎える。そばの価格は、白そば=600円、赤そば=1,000円。140食限定(休日は210食)。

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