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伊那「ポスタジェラート」が2周年 地元の果物を使ったフレーバーが人気に

影山健二社長とスタッフ

影山健二社長とスタッフ

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 伊那の「ポスタジェラート」(伊那市西春近)が4月29日で2周年を迎えた。

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 テガミスタジオ敷地内に店を構える同店は、地元などの農家から仕入れた果物も活用してジェラートを製造。定番フレーバーから季節のジェラートまで常時15、16種類ほどを販売している。メニューは、「シングルカップ」(450円)、「ミニシングル」(350円)、「ダブル」(550円)。プレミアムフレーバーは50円追加、コーンは60円追加。

 「定番商品もあるが、季節や仕入れによって日ごとに販売するジェラートが変わるのが特徴。リンゴ一つ取っても品種によって味わいが違う。そのためリンゴだけでも仕入れた品種の数だけバリエーションがある」と店主の影山健二さん。

 「もともとカフェを開きたいという夢があったが、伊那でスタジオ経営をする中でさまざまな人との出会いや関わりがあり、カフェではなくジェラートの店を開くことになった。地域の農家とマルシェを企画するなど、地元農家との関わりがあったことも後押しになった」と話す。

 「規格外などの食材を加工することでフードロスにもつながる。入ってきた果物を使ってジェラートを作るので、仕入れた果物が500グラムしかなければ、それを使って作れる分だけ限定フレーバーを作る。季節性が高いフレーバーは、お客さまから『来る度に違うフレーバーを楽しめる』という声を頂く」と影山さん。

 果物の他にも地元の農家が作ったシードルを使ったアルコールジェラート、高遠の桜の塩漬けを使ったジェラートなど、コラボ商品も積極的に開発している。「昨年秋からは実店舗販売だけではなく、ホテルやスパなどにもカップアイスを卸すようになった。多くの人に食べてもらうきっかけになれば。いつかはジェラートの本場イタリアでジェラートの店を出したい」と意気込みを見せる。

 開催時間は11時~18時。水曜定休。

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