食べる 買う

宮田村でワインまつり 地場産ブドウを使ったワイン解禁に合わせ飲み放題

ワイン祭りのチラシを手にアピールする担当職員

ワイン祭りのチラシを手にアピールする担当職員

  • 10

  •  

 宮田村産ヤマソービニオンを100%使ったワイン「紫輝」の2023年度産の解禁に合わせ、5月25日、宮田村で「ワインまつり」が開催される。

駅周辺の広場と近隣道路沿いにブースが並ぶ

[広告]

 コロナ禍で開催を見送っていた時期もあるが、今年で23回目を迎える。宮田村でワインを造り始めたことをきっかけに、宮田村産のワインを広く周知しようと毎年企画するようになったという。

 メインは「紫輝」の飲み放題(1,500円)。「今年は2022年と2021年の紫輝も出す予定なので、飲み比べて楽しんでほしい」と宮田村役場の細田隆聡さん。宮田村駅前周辺がイベント会場となり、紫輝の飲み放題以外にも特産品や地ビールを販売するほか、地元店舗など飲食ブースも並ぶ。ワイングラスは持参を呼びかけるが、1個800円で販売も行う。

 イベント開始前の10時からは宮田村の歴史を学びながら紫輝を味わう「ほろ酔い宮田ツアー(事前予約)」も行い、11時30分の開始に合わせ会場に戻る。11時30分~14時30分の開催時間中には、本坊酒造の協力で開く「出張ワインセミナークイズ」や、駅前店舗を回りスタンプを集める「みやさんスタンプラリー」、「宮田宿クイズラリー」なども行う。

 「紫輝」はもともと村の特産品の一つとして造られたのが始まり。宮田村は山ブドウが自生していた地域であることもあり、山ブドウとカベルネソービニョンを交配した「ヤマソービニオン」の植栽を始めた。1998(平成10)年に初めてヤマソービニオンが植栽され、翌1999(平成11)年11月に新酒が完成したという。「100%宮田村のブドウで造られたワインを味わってほしい。県内だけではなく県外から毎年足を運んでくれる参加者も。さまざまなブースやイベントもあるので、味わいながら楽しんでもらえたら」と細田さん。

 開催時間は11時30分~14時30分(受付は11時~)。雨天決行。前売り券は宮田村役場の産業振興推進窓口、駅前周辺店舗で扱う。「例年、当日券の購入は混み合うため、前売り券を購入した方がスムーズ」とも。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース