プログラミングでロボット操作を体験するワークショップが2月12日と17日、JR木下駅前にあるUTパレット(箕輪町木下)で開催され、小学生から高校生まで多くの児童生徒でにぎわった。
UTパレットは一般社団法人「こどものみらい舎」が児童生徒の居場所として運営する施設で、小島亜矢子さんが代表を務める。
今回のワークショップは、県南信工科短期大学校機械システム学科2年の山口将さんと山口蓮さんが「自分が操作して思い通りに動かせる楽しさを体感してほしい」と企画し、ものづくりに興味をもってもらうための教材開発をテーマにした卒業研究の一環。
参加者はプログラミングの概要を学んだ後、実際にピンポン球サイズのボール型ロボット「スフィロミニ」を、専用アプリが入ったタブレット端末を接続したコントローラーで操作し、縦横無尽に動く様子を楽しんだ。小学生の部では、スフィロミ二が動き出すと子どもたちからは歓声が上がった。子どもたちはすぐに操作に慣れた様子で、移動させたい方向にロボットをコントロールして動かした。
中部小学校3年の柴総司さんと一緒に訪れた母親は「子どもが楽しそうにしているので、来て良かった。小学校でもプログラミング学習が始まるので、このような機会はとても貴重。教材として使ったロボットもネットで購入できるということなので、自宅でもやってみたい」と話していた。