トークイベント「伊那谷縄文ウィーク」が2月1日、赤石商店(伊那市東春近)で開催される。主催はたてよこ文化研究所。
地域の文化歴史を共有しようと、県内外からゲストを呼びトークイベントを開いている同団体。イベント担当者の小森夏花さんは「第1回は考古学者の藤森英二さんに『とことんディープな縄文を語ろう 信州の縄文は何が凄かったのか』として、信州の縄文文化ついて話していただいた。今回も縄文文化つながりで『週末縄文人』の2人を招いた」と話す。
「週末縄文人」の縄(じょう)さんと文(もん)さんは、平日はサラリーマンとして働きながら「現代の道具を一切使わず、自然にある物だけでゼロから文明を築くこと」を掲げ週末限定で縄文時代を生き抜く様子を動画配信する。小森さんは「2023年に『週末縄文人』という本も出版している2人から縄文文化の魅力や週末縄文人の活動について話を伺う。2人が製作したという土器や石おの、ポシェットやカラムシ糸も展示する。天気が良ければ火起こしの実演も行いたい」と話す。
会場では、トークイベント前の12時~14時限定で鹿肉を使った縄文ランチプレート(1,800円)を販売するほか、コーヒーや物販、ドングリ粉を使ったクッキーやおやきの販売を行う。小森さんは「コアな縄文文化好きから、ちょっと興味がある人までたくさんの人に楽しんでもらえたら」と話す。
開催時間は14時~16時。参加費は、事前申し込み=2,000円、当日=2,500円、小学生以下=1,000円。