伊那経済新聞の2024年の年間PV(ページビュー)ランキングは、上半期に続き、創業60年以上の和菓子店「たまや菓子店」(伊那市荒井)の「新草餅(しんくさもち)」を紹介した記事だった。
ランキングは、伊那経済新聞が始まった今年3月1日から12月13日までの9カ月間に配信した「ヘッドラインニュース」のPVを集計したもの。10位までのランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. ヨモギ香る「新草餅」 伊那の老舗和菓子店「たまや」が今年も限定販売(3/18)
2. 箕輪町に和菓子店「味菓町しばらく」 出来たてを提供(9/2)
3. 箕輪町に「パティスリーメイプル」 地元の特産品を使った焼き菓子も(5/17)
4. 辰野町に「飯・茶・菓まるに」 里山の景色を見ながら人とつながれる空間に(7/10)
5. 伊那に「カフェPUCA」 量り売り店併設、容器持参を呼びかけ(6/6)
6. 宮田村にソースカツの店「ハレノヒ」 修業した店の味を受け継ぐ(10/17)
7. 伊那に山の見えるカフェ併設店「NIBI」 未利用材や地域の資源に価値を(8/20)
8. 辰野で「信州辰野ほたる祭り」 「たつのぴっかり踊り」も5年ぶりに復活(5/30)
9. 南箕輪村のサンドイッチ店「3&1」が1周年 メニュー開発に注力(11/6)
10. 伊那コーヒーと焼き菓子の店 夫婦で開業、中米で買い付けた豆使う(4/11)
1位は、「たまや」店主の若林忠男さんと妻のふみ子さんが自ら採取した地元のヨモギを使った草餅の記事。創業60年以上の歴史のある同店も、店主の高齢を理由に今月で閉店の予定だという。
2位の「味菓町しばらく」は、伊那市出身の店主春日雅晃さんが8月3日にオープンした和菓子店。出来たての菓子の味わいや良さを伝えるために、意図して日持ちがしない商品をそろえている。「買ったその日に味わってもらいたい」とこだわりを見せる春日さん。
このほか、3位~9位、10位も上伊那エリアでの新店オープン情報がランクイン。伊那経済新聞が3月1日から配信した190記事中、新店記事は22記事あり、主に移住者やUターンをしてきた人がオープンさせた。
今後も「まちの記録係」として、上伊那エリア地域の身近なニュースやハッピーな話題をいち早く届けていきたい。