赤石商店(伊那市東春近)で3月14日、「赤石ラボ」が開催され、焼き菓子や雑貨の販売、コーヒーのいれ方講座、似顔絵のポートレート作成など7店が出店した。
赤石商店は1日1組限定の一棟貸しの宿として営業するほか、食堂やギャラリー、サウナ、蔵を改装した映画館などを展開している。経営する埋橋幸希さんは「何かしたいという人たちが、普段とは違うことにチャレンジできる場所が作れたらと企画した。新メニューのお披露目や新しい企画を実験的にできる場所として、初めの一歩やきっかけになれば」と話す。
バターサンドや生菓子を販売する「sakaeya」の林美由起さんは「赤石商店での出店は初めて。緊張したが、普段会えない多くのお客さんと出会えて良い経験だった」と振り返る。
普段から赤石商店の食堂を利用するという、子連れで来店した30代女性は「普段買えない焼き菓子や雑貨が集まり、とても楽しい空間。また来たい」と話し、3人組で来店した40代女性は「目当ての生菓子が目の前で売り切れてしまい買えなかったので、また次回の開催を楽しみにしている」と期待を寄せる。
赤石ラボは今後も出店者を変えながら定期的に開催予定。出展者情報は赤石商店のウェブサイトやインスタグラムで知らせる。