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伊那のかき氷店「エール堂」が1周年 かき氷にエールカード添えて提供

店主の山本さんが持つ1周年記念の看板は友人が作ってくれたもの

店主の山本さんが持つ1周年記念の看板は友人が作ってくれたもの

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 伊那のかき氷店「エール堂」(伊那市小沢)が7月27日で1周年を迎えた。

エールカードが添えられた看板メニューの「情熱エールイチゴ」

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 店主の山本晶子さんは大阪市出身。2022年に伊那市に家族で移住し、夢だったという「かき氷店」を2024年にオープンした。山本さんは「この1年、想像以上に多くのお客さまが来てくれた。地元の方や遠方の方、東京や大阪からも来てくれた方もいた。驚きと感謝とプレッシャーが渦巻いていたが、そんな中でも楽しく営業することができた」と振り返る。

 席数は、店外に7卓28席、店内に5卓18席を用意。メニューは伊那産のイチゴを使った「情熱エールイチゴ」、伊那産ブルーベリーを使った「ブルーベリーみるく」(以上1,500円)、期間限定で「麗(うるわ)しきレモン」(1,800円)とメロンシロップを使った「クリームソーダ」(1,000円)など約17種類を用意する。

 同店では、山本さん自身が「元気をもらった言葉」を記載した「エールカード」をかき氷に添える。オープン当初は約100種類ほどあった「エールカード」が、現在は約200種類に増えたという。「エールを送るという意味でつけた店名の『エール堂』だったが、私が地域の人やお客さまに支えられて元気をもらっている。『エールカードを大切に持っている』という方もいてうれしかった。地域の方も話しかけてくれることが増え、『エール堂』が少しずつ地域になじめてきたのでは」と山本さん。

 「この地域の果物を使って作りたい味がまだまだたくさんある。全国で誇れる店になりたい。エール堂のかき氷を通して、伊那谷という地域を知ってほしい」と思いを込めた。

 営業時間は11時~17時。

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