見る・遊ぶ

たつの荒神山公園春まつり オリンピックや下辰野商店街を変わりびなで表現

辰野美術館に展示される10段のひな壇

辰野美術館に展示される10段のひな壇

  • 0

  •  

 たつの荒神山公園春まつりが2月15日から、荒神山スポーツ公園(辰野町樋口)の5施設で開催される。

昨年オープンしたまき窯のピザ店など商店街のにぎわいを表現

[広告]

 美術館や宿泊施設、温泉、スポーツ施設が点在する荒神山スポーツ公園。春まつりでは、ひな人形の展示やワークショップ、同町内の有志団体の写真展、スタンプラリーを実施する。

 ひな人形の展示数が多いのは辰野美術館。町内外から寄贈された人形が1階の展示室に並ぶ。10段のひな壇や市松人形と人形の着せ替え衣装、江戸時代や明治時代の人形のほか、年ごとの出来事をテーマに、美術館職員が装飾した変わりびなを展示する。今年は、昨年開催されたオリンピックをテーマに、フェンシングやボルダリングをプレーする人形のほか、今年4月に迎える辰野町新町発足70周年にちなんで、JR辰野駅前にある下辰野商店街のにぎわいを表現した人形も用意する。用意する人形では、閉店した書店や今も続く昔ながらの和菓子店、昨年オープンしたまき窯のピザ店など、商店街の変化が分かるようにする。

 スタンプラリーでは、押印したスタンプを次回利用時に割引などの特典と引き換える。5施設全てを回った人に先着で町内のビスケット工場「米玉堂」(伊那富)の菓子を進呈する。

 実行委員会の川島周さんは「ひな人形が見どころ。寒い日が続く中で、一足早い春をおひなさまで感じてほしい」と来場を呼びかける。

 3月3日まで。開館は各施設の開館時間に準じる。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース