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伊那にかき氷店「エール堂」 店主が集めた「エールカード」添えて提供

店主の山本晶子さん

店主の山本晶子さん

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 かき氷店「エール堂」が伊那市(小沢)に7月27日、オープンした。

エールカードが添えられた「情熱エールいちご」

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 店主の山本晶子さんは大阪市出身。これまで大阪市で12年間、小学校教諭を務めてきたという。自然環境の多い場所を求めて2022年に伊那市に家族で移住、夢だったという、かき氷店をオープンした。「看板やロゴのデザイン、風鈴の色付け、チラシ作成などたくさんの人に手伝ってもらいオープンにこぎ着けた」と山本さん。席数は、テーブル席18席、テラス席16席。

 かき氷に使う氷は、南信州産の「純氷」を使う。上伊那産の果物をメインに使った自家製生シロップが特徴。看板商品の「情熱エールいちご」は、「いちご農園室岡」(伊那市内の萱)の「完熟紅ほっぺ」を使う。「濃厚極み抹茶みるく」には茶葉店「いちえ」(伊那市野底)の「Fuji(ふじ)抹茶」を使い、期間限定で提供する「期間限定エール氷」は地元産ブルーベリーをトッピングする。

 メニューは、「情熱エールいちご」(1,500円)、「期間限定エール氷」(1,500円)、「アボカドみるく」(1,200円)、「濃厚極み抹茶みるく」(1,200円)、「コーヒーみるくぜんざい」(1,000円)、シロップを使った「いちご」(500円)「ブルーハワイ」(500円)など約17種類を用意する。

 山本さんは「今までたくさんの人や言葉に助けられてきた中で、明日も頑張ろうと思える言葉を集めてきた。その言葉を『エールカード』にしてかき氷に添えている。現在100種類ほどあるが、今後は上伊那の人の言葉もエールカードにつづり、種類を増やしていきたい。誰かの『エール』を受け取ることで笑顔になってもらえたら」と話す。

 営業時間は11時~17時。10月上旬までの期間限定営業。

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