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伊那・みはらしファームで「みはらし五月まつり」 アスパラを主役に

購入したアスパラガスを炭火で焼けるコーナー

購入したアスパラガスを炭火で焼けるコーナー

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 はびろ農業公園みはらしファーム(伊那市西箕輪)で5月26日、春恒例の感謝祭「みはらし五月(さつき)まつり」が開催された。

アスパラガスが焼けるのを待つ親子

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 天候にも恵まれ多くの来場者でにぎわった同イベントは「アスパラダイス」と題して、旬のアスパラガスの販売や味を楽しんでもらうメイン企画のほか、開園25周年企画としてアスパラガスを含む同園の商品、米、ブルーベリー狩り入園券などを賞品に用意する輪投げ(3回100円)も行い、家族連れをはじめ多くの人が列をつくった。昼食時には500食限定の「きのこスープカレー」も振る舞った。

 会場では、上伊那地域の生産者が取れたてのアスパラガスを並べて対面販売。ゆでたり焼いたりできる場所を設け、その場で旬の味を楽しめるようにした。農産物直売所「とれたて市場」の組合長で、地元農家でもある鈴木博士さんはアスパラガスの飲食スペースを担当。息子の智史くん(西箕輪小2年)も、アスパラガスを一緒に焼いた。「タマネギも畑から持ってきて焼いて食べた。普段より甘く感じておいしかった」と智史くん。近くで見守っていた母親も「普段はあまり野菜を食べてくれないが、外で開放的なのと、炭火で自分で焼くから食が進むのかも」と話す。

 併せて、農作業車の乗車体験、園内で2,000円以上の買い物で参加できる福引き、当日の様子を写真で投稿する「インスタグラムコンテスト」、西箕輪中学校吹奏楽部のステージ演奏も行われた。

 箕輪町から訪れた家族連れ3人はイチゴやアスパラガス、焼きトウモロコシを購入し、福引コーナーに立ち寄った。「特賞の収穫体験1年間のフリーパスは外れてしまったが、息子が引いたリンゴジュースが当たったので、とてもうれしい。家族みんなで飲みたい」と帰路についた。

 隣接する広場では、定期開催のエシカルフリーマーケットを開催。環境に配慮した商品や地場産品、フェアトレード、障がい者が作った商品、伝統品、減農薬減肥料農産物の販売や不用品リサイクルなど、人や社会・環境に配慮した商品を扱う事業者が出店。子どもたちが夢中で工作に打ち込む姿も見られた。

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