
さばラーメン専門店「さばね」(伊那市荒井)が3月1日から限定メニューを販売する。
2021年にオープンした同店。店主の中村和也さんはフードロスをなくしたいという思いから、サバを丸ごと使いスープを作る。トッピングの煮卵もサバの煮汁で味付けし、トウバンジャンもサバから作るという。
3月8日の「サバの日」に合わせて今回開発した限定ラーメンは、「超こってり丸ごと鯖(さば)らーめん」。サバのアラをもっと活用したいと、アラ、野菜、サバ節や昆布を粉砕し、濃厚なスープに仕上げた。「アラはカルシウムが豊富。一般的にこってりしているというと、背脂やしょっぱいというイメージを持つと思うが、当店のスープはサバを丸ごと使った濃厚さが特徴」と中村さん。トッピングにサバの骨せんべいも付ける。
価格は、ほぐし身=1,200円、切り身=1,300円、半匹=1,600円。「こってり好きのお客さまが多い店なので、常連のお客さまにも、さばね史上一番こってりしたラーメンを楽しんでもらえたら」とも。
営業時間は10時30分~15時。限定メニューの提供は3月14日まで。