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箕輪町の日本茶店「藤乃園」がリニューアル カフェスペースで急須スイーツも

特注の急須を器として使う「急須ィーツ」

特注の急須を器として使う「急須ィーツ」

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 日本茶店「藤乃園」(箕輪町松島)本店がカフェスペースを増設し、2月1日にリニューアルオープンした。

藤乃園3代目の伊藤真吾さん

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 1949(昭和24)年創業で、緑茶やほうじ茶、フレーバーティーなど、茶葉や茶道具など販売する同店。1992(平成4)年から32年間営業していた支店「箕輪町イオン店」の閉店に伴い、今回本店をリニューアル。カウンター3席、ソファ席1席のカフェスペースを設け、スイーツやドリンクの提供を始めた。

 3代目の伊藤真吾さんは静岡県の日本茶店で修業後、洋菓子店に務めた。その経験を生かし、お茶を使ったデザートを考案・製造する。

 看板メニューは急須にデザートを入れた「急須ィーツ(キュウスイーツ)」。陶芸をする友人に依頼し、穴のない急須の器を特注で作成してもらったという。「急須ィーツ 抹茶ティラミス」(440円)と「急須ィーツ 焙(ほう)じジュレのパンナコッタ」(385円)を各日5個限定で提供する。

 そのほか、「抹茶バスクチーズケーキ」「ほうじ茶バスクチーズケーキ」(以上495円)、「サバラン」(486円)、「モンブラン」(498円)を用意。ドリンクメニューは「ほうじ茶ラテ」「有機抹茶ラテ」(以上495円)、「有機抹茶」(330円)、「そば茶ラテ」(385円)、「箕輪産100%リンゴジュース」(356円)などをそろえ、月ごとに限定ドリンクも展開する。2月は「イチゴ抹茶ラテ」(698円)を用意する。小学生~高校生はドリンク50円引き。「急須ィーツ」以外はテイクアウトに対応する(価格が異なる)。

 東京から箕輪町に遊びに来たという男性は「モンブランを食べたらボリュームがありおいしかったので、妻を連れて再来店した」と話し、イチゴ抹茶ラテを注文していた。「店とカフェスペースの雰囲気の違いも楽しい」とも。

 伊藤さんは「カフェスペースはもともと使われていなかった部屋をリノベーションした。カウンターはお茶箱を再利用し作ってもらった。祖父が戦地から戻り創業した店を、これからも皆さんに愛してもらえるように頑張りたい」と話す。

 営業時間は9時30分~18時30分(カフェ営業は10時~18時)。日曜定休(カフェは木曜も定休)。

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