福寿草の開花に合わせ、沢底入村ふれあいセンター(辰野町澤底)で2月24日、「第18回沢底福寿草祭り」が開催された。
コロナ禍で休止していたため、今回は5年ぶりの開催となる。同センターでは地域住民が作った郷土食の凍り餅や豚汁の販売、キッチンカー等の飲食ブースが並んだ。土手に咲く福寿草を見学しやすいように歩道も整備した。
実行委員会の小林茂和さんは「春を告げる福寿草の開花とともに、年始に祭りを開催できてうれしい。来年も多くの方に来場していただきたい」と話す。
松川町から来場した池野みどりさんは「テレビのニュースを見て、友人と3人で来た。福寿草の黄色い花を見て春の始まりを感じた。シャトルバスでの案内もあり、地域の人も親切で今日は良い日になった。パワーをもらったので今年の春も頑張れそう」と声を弾ませていた。