「第2回 信大マルシェ」が9月21日、信州大農学部AFC構内ステーション農場で開催される。
大学構内や野辺山で収穫した野菜や果物を販売する同イベント。コロナ禍前は「AFC祭」のイベント名で開催していた。コロナ禍で4年間開催を中止していたが、昨年から生産物の販売をメインにした「信大マルシェ」として再開した。
同大農学部付属施設職員の二木歩さんは「学生が実習で手がけた新鮮な野菜や果物を、手頃な価格で販売する。農学部関係団体の出店企画も楽しんでいただけたら」と来場を呼びかける。
当日は、学生が実習を通じ生産したキャベツ、トウモロコシ、ピーマン、ナス、トウガラシ、ネギなどの野菜、和ナシ、洋ナシ、リンゴ、ブドウなどの果物、ミニシクラメンや加工品のジャムなどを販売する。また、先着申し込み順でイチゴの栽培やバター作りが体験できるブースも用意する。農場で実際に使われているトラクターの展示・試乗体験、ロール乾草へのらくがき体験も行う。
農学部生産品取扱店よるガレットやスイーツ販売、上伊那農業高校や信大卒業生による出店、信州高遠青少年自然の家による缶バッチ・しおり作り体験などのブースも展開する。マルシェ開催中、生産品販売所と食と緑の科学資料館「ゆりの木」では、農場で収穫した野菜やジャムなどの販売も行う。
二木さんは「『ゆりの木』横と講義棟前にある駐車場から信州大学農学部AFC構内ステーション農場までは歩いて来られる。野菜や果物をたくさん用意しているのでぜひ足を運んでほしい」と話す。
開催時間は9時~15時。イチゴの栽培体験コーナーは10時と11時の開催で各回先着50名、バター作りは10時30分と11時30分の開催で各回先着12名。どちらも受付本部で整理券を配布する。