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中央アルプスに春を告げる雪形出現 暖かい日が続き積雪の少なさも影響

4月12日の中央アルプスの様子(駒ヶ根橋付近から撮影)

4月12日の中央アルプスの様子(駒ヶ根橋付近から撮影)

 中央アルプスの代表的な雪形「島田娘」や「駒」「種まき爺(おきな)」が今年も出現している。

「種まき爺(おきな)」は「盆踊り娘」の別名も(駒ヶ根橋付近から撮影)

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 雪形とは、雪が解けて岩肌が現れると浮かび上がる模様を人や何かの形に見立てたものを指し、中央アルプスの「島田娘」も古くから農事歴として種まきなどの目安とされてきた。中央アルプスの宝剣岳から南に延びる稜線(りょうせん)上に浮かび上がって見える島田娘は、島田髪を結った女性の横顔に見えることから名付けられたとされている。木曽駒ケ岳の由来にもなった「駒」は島田娘の右側に、「種まき爺」は島田娘の左側に見ることができる。

 駒ケ根市観光協会の本間さんは「雪形の出現は年々早くなっている印象だが、今年は特に早いと協会内でも話題になった。昨年3月はこの地域にも積雪があったが、今年はそれもなく暖かい日が続いている。本来は5月の連休に形がくっきり表れると田植えの合図といわれているが、2週間は早くなっていると感じる」と話す。

 中央アルプスのロープウエー運行を行う中央アルプス観光の今尾さんは「千畳敷カールの上でも例年より積雪が少なく、4月10日の積雪は255センチ。昨年は285センチだったので今年は特に少ない。このままの気候が続くと高山植物などが芽吹くのも早くなるかもしれない」と話す。雪形については、「6月初旬にカール全体の雪解けが始まるので、その頃までは見て楽しんでいただける」とも。

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