「歴博わくわく教室 秋」が11月22日・23日・24日、高遠町歴史博物館(伊那市高遠町東高遠)で開催される。
同館の館内と外のエリアを開放して行う同企画は今年で7回目。同館の矢澤沙織さんは「もともとは、伊那市内の小中学校が授業の一環で制作した新聞を博物館で展示する『小中学生新聞展』に合わせて、この企画を開いてきた。今年は新聞展が休みなので、ステージや出店など規模を増やして開催する」と話す。
企画「高遠城を知ろう! in 歴博」では、輪投げ・射的・館内クイズラリーなどを行い、22日限定で「高遠城の戦い」を再現したVR体験も用意する(当日9時~10時受け付け)。「体験ブース」は日替わりで、高遠焼の絵付け、土器の拓本、高遠石工石仏ガチャ発掘、3Dプリンターを製造するスワニーによる3Dプリンター体験、機織りでのコースター作りを行う。
屋外の飲食・クラフトブースでは、28の飲食店と17のクラフト店舗が日替わりで出店。ステージでは、高遠小学校による「孤軍高遠城」「民話紙芝居」「童謡唱歌コンサート」の発表、伊那フィルハーモニー交響楽団メンバーによる演奏や上伊那を中心としたダンスチームの発表、地元で活動する「イナレンジャー」によるじゃんけん大会などを予定する。
矢澤さんは「毎年、多い日では1日200人以上が来館するイベント。ステージ発表は拡充したので初出演の方も多い。館内の展示も通常通り見ていただけるので、多くの方に足を運んでもらえれば」と呼びかける。
開催時間は9時~14時。イベント開催期間の入館料は無料。