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辰野・地域おこし協力隊員が活動冊子発刊イベント 全戸配布・交流の場も

辰野町地域おこし協力隊員

辰野町地域おこし協力隊員

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 辰野町の地域おこし協力隊員の活動冊子発刊に合わせ、地域住民と交流するイベント「SHUSHUDAY(シュウシュウデイ)」が10月18日・19日にCOBOX(辰野町辰野)で開かれる。

昨年開催した「SHUSHUDAY」の様子

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 企画・担当するのは同町地域おこし協力隊員の長谷川愛奈さん。2024年4月に東京から同町に移住し協力隊員として着任。活動ミッションはサテライトオフィスの誘致。長谷川さんは「着任後、地域の方々と関わる中で『協力隊は何人いるのか?』『顔も名前も分からない』と言われたことがきっかけとなり、私たちのことを知ってもらえるよう冊子の発行を企画した」と話す。「インターネットではアクセスできない人もいる、高齢の人にも届けたいのと、形に残したかった」という思いから、昨年9月に発刊した1冊目から一貫して町内全戸に配布にこだわる。

 初めて発刊した冊子は協力隊員の紹介のみだったが、2冊目からは地域住民にも協力を呼びかけ、毎回20人を紹介するようになったという。長谷川さんは「私の活動任期期間中に、この冊子で町の人を100人紹介するのがサブミッション」と話す。今回発刊の3冊目では、「みんなの一週間」という特集で、協力隊員の活動報告や住人の生活なども一緒に紹介する。

 両日、出入り自由で協力隊の活動展示を見ることができる。18日の13時~14時は「SHUSHU冊子特集イベント」として、同町ホタル研究員(4代目)の堀内久史さんをゲストに招き、「出張ホタルラボ」を開催。カワニナの展示やホタルの研究などについて話をする。14時~16時は「地域起こし協力隊大集合!」として、同町協力隊員11人全員が展示ブースに滞在する。

 長谷川さんは「活動ミッションがそれぞれ違うため11人全員で集まれる機会は少ないが、今回、2時間は全員で滞在しようとスケジュールを調整してきた。私たちが普段関わる地域の方も限られてしまい、協力隊の活動が伝わり切れていないことも多くあると思う。ざっくばらんに話せるよう、協力隊のプロフィールカードなども展示しているので、ぜひ足を運んでほしい。気になる人には声をかけてもらえたら」と呼びかける

 展示時間は10時~16時。入場無料・出入り自由。

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