
移住希望者を対象とした現地体感イベント「みらいのご近所さんと会える話せる現地体感ツアー」が9月6日・7日に開催される。主催は伊那市地域創造課(TEL 0265-78-4111)。
市内に指定された「田舎暮らしモデル地域」4カ所を巡り、住む人たちと実際に交流することで、移住後の暮らしをより具体的にイメージしてもらうのが狙い。モデル地域に指定されているのは、新山・長谷・伊那西・手良の4地区。いずれも地域住民による移住者受け入れ体制が整っており、行政や民間団体とも連携しながら、住まいや仕事、地域活動など生活全般をサポートする。今回のツアーでは、参加者が訪問したい地域を選び、1日または2日間で自由に組み合わせて参加できる。
各地域では地元住民や先輩移住者との交流会や地域の案内を行い、リアルな暮らしぶりや地域の雰囲気を体感できるようにする。ツアーの前後には、伊那市地域創造課の担当者が移住相談にも応じ、訪問先の提案や住まいに関する情報提供も行うという。
伊那市移住定住コーディネーターの藤井香織さんは「移住検討者からは『地域の人と合うか不安』『実際の暮らしを見てみたい』という声が多く寄せられる。今回のような、顔が見える交流機会が安心材料になる。伊那市での暮らしぶりを実際に見て感じ、移住後の生活を想像してもらえたら」と参加を呼びかける。
1日のみの参加も可。要事前申し込み。申し込み締め切りは8月20日。