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飯島町で「凪が灯るころ」上映 監督と珠洲市在住カメラマンのトークも

上映会を企画した小幡久美子さん

上映会を企画した小幡久美子さん

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 能登半島地震による被害と復興への道を追ったドキュメンタリー映画「凪(なぎ)が灯(とも)るころ-奥能登、珠洲の記憶-」が8月9日、飯島町文化館(飯島町飯島)小ホールで開催される。

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 映画は2023年5月5日に発生した「令和5年奥能登地震」と、2024年1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」という2つの地震による被害と、珠洲の人々が祭りを通じて復興を目指す姿を記録したもの。

 上映会を企画したのは小幡久美子さん。2024年3月に珠洲市の飯田高校の炊き出しのボランティアに行ったのをきっかけに、現在も定期的に能登に通い、地元の人から話を聞く活動を行う。「地元の人同士では話しにくいことも、よそから来た人に話せることもある。楽しみに待ってくださっている人もいて、私自身も楽しいので続けている」と小幡さん。珠洲でできた友人を通して、珠洲在住の写真家、松田咲香さんと知り合い、飯島町で松田さんの写真展と上映会を開くことにしたという。

 13時からは有馬尚史監督と松田さんによるトークショーも開く。小幡さんは「ニュースで能登の事を取り上げることが少なくなったが、行く度に復旧が進んでいないと感じる。松田さんは珠洲市出身の写真家で、震災の前から風景や祭りの写真を撮ってきた。映画を見るのはもちろん、能登の現状がどうなっているのか、偶然にも同じ風景を写真と映像で記録してきた有馬監督と松田さんによるトークショーも通して、今の能登を知ってほしい」とも。

 上映時間は10時30分~12時と15時~16時30分。前売りチケットは1,000円(当日1,500円)。

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