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駒ケ根・中央アルプスで標高2612メートルの千畳敷をウオーキング

自然の中で高山植物などについても解説する

自然の中で高山植物などについても解説する

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 標高2612メートルの中央アルプス・千畳敷カールで7月22日、「中央アルプス 千畳敷ウオーキング」が開催される。主催は長野伊那谷観光局。

ツアーを企画する伊那谷観光局事務局長の佐々木尚央(ひさお)さん

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 2021年に初開催し、今年で5年目となる同ツアー。千畳敷カールは中央アルプスの標高2612メートルに位置する地形のことで、約2万年前の氷河時代に形成された半円状のくぼ地を指す。畳を1000枚敷いた広さがあることから「千畳敷カール」と呼ばれ、雄大な大自然の中を歩きながら高山植物を見ることができる2キロほどの遊歩道を整備する。ツアーではNPO法人「里山プロジェクト」のメンバー講師がガイドを務め、山岳風景や高山植物を眺めながら散策を楽しめるという。

 ツアーを企画する伊那谷観光局事務局長の佐々木尚央(ひさお)さんは「千畳敷からは、天気が良いと日本で1番高い『富士山』、2番目に高い『北岳』、3番目に高い『間ノ岳(あいのだけ)』の3つを見ることもできる。シニア世代の参加者が多く、登山の経験がなくても、歩ける方であれば散歩気分で楽しんでいただける。今年は10月の回を増やした。タイミングが良ければ紅葉も見ることができるかも」と話す。

 持ち物は昼食と飲み物。「服装なども登山用の用意をしてほしい」と佐々木さん。「靴はトレッキングシューズ。標高が高いので運動しやすい服装や雨具などの用意は必要。山の天候は変わりやすいので、夏であっても長袖の準備をしてほしい。不安なことがあれば問い合わせてもらえれば」とも。

 9月17日、10月9日にも開催する。参加費は9,000円(集合場所からの路線バス・ロープウエーの交通費・ガイド料込み)。申し込みは各回開催の1週間前まで受け付ける。

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