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辰野町で「どろん田バレーフェスタ」 里山の休耕田活用、参加者募る

どろん田バレーフェスタ実行委員長の合田百恵さん

どろん田バレーフェスタ実行委員長の合田百恵さん

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 里山の休耕田を活用した「どろん田バレーフェスタ」が7月19日・20日、辰野町川島地区で開催される。

沿道からの声援も、参加者の後押しに

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 27年前に地域住民が開いたのがきっかけとなり、多い年では800人の参加者を集めるほど辰野町の風物詩となっている同イベント。運営組織の高齢化などで一時期は開催が見送られていたが、2022年から新たな組織が引き継ぐ形で継続している。

 本年度の実行委員長、合田百恵さんは辰野町地域おこし協力隊員として2024年5月に着任。サテライトオフィス誘致事業をミッションに、商店街のシェアオフィスの紹介や、辰野町を知ってもらう活動の一環としてツアー会社とコラボ・ワーケーションなどを企画する。同イベントには昨年初めて関わったという。「当日のプレーだけではなく前日準備なども参加者と地域住民みんなで作り上げることを重視しているイベント。大人になってから田んぼで泥んこになれる機会はなかなかない中、スポーツを通して思いきり泥だらけになれる理由があり、参加者も主催者側も一緒に作り上げていく雰囲気が魅力」と合田さん。

 今年はチーム参加のみ募集。参加資格は中学生以上で、1チーム6人~10人(試合には6人が出場)。参加費は1チーム2万1,000円。参加費は、田んぼの賃借費用や管理費用、備品購入などに充てる。

 合田さんは「毎年参加してくれるリピーターの人もいてくれ、チームごとにコスプレなど衣装もこだわって参加してくれる。趣味で写真を取りに来てくれる人も多く、当日、田んぼの周りの道路にはカメラを構えた人が並んでいる。地域から始まった夏の風物詩を長く続けていることが個人的にはすごいと思っている。前日準備の後には交流会も企画している。地域の人との交流もあるから楽しんでもらえたら」と話す。

 現在、参加者を募集している。締め切りは6月22日。抽選結果は24日に知らせる。

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