
モーニングとランチ営業を行う「chico cafe(チコ カフェ)」(伊那市長谷中尾)が4月3日、オープンした。店舗面積は60平方メートル。席数は3卓8席とカウンター10席。
店主の中村早苗さんは、洋菓子店や飲食店に30年以上従事してきた経験を持つ。「食べることはもちろん、料理本などを見るのも好き。地域で輸出用米を栽培する農業法人『Wakka Agri(ワッカアグリ)』代表の出口さんから『ここで店をやらないか』と声をかけてもらったのが店を開くきっかけになった」と話す。
「声をかけられた時はうれしかった。若い時に一度カフェ経営をやりたいと思った時期もあったが、その時は結局、勇気が出ず踏み出せなかった。自分のこれから先の人生を楽しみたいと考えた時、大変なこともあると思うが自分の好きなことをやっていこうと思った」と中村さん。店舗のリノベーションは昨年夏ごろに始めた。壁の一部は家族や友人が手伝ってくれ、テーブルは諏訪の「ReBuilding Center(リビルディング・センター)」で開催されていたワークショップに通い、自ら作ったという。
モーニングメニューは、トーストに鶏ハムと目玉焼き・サラダに飲み物が付いた「パンセット」と、みそ汁・小鉢・卵焼きにお茶が付く「おにぎりセット」(以上850円)。ランチメニューは、メイン料理と小鉢4点にみそ汁とご飯が付く週替わりの「chico cafeごはん」(1,300円)と、サラダ・一口デザート付きの「今月のカレー」(1,200円)。コーヒー(350円)は「yamawarau coffee roaster(ヤマワラウコーヒーロースター)」から仕入れた深いりのホシガラスを使い、モーニングで使うオリジナルパンはパン店「コフレ」にオーダーしているという。
3月28日~31日のプレオープンには近隣住民や友人を招待した。「慣れない中だったが、初めてお会いする方も多く、オープンへのイメージも湧いた」と中村さん。「この店の魅力は大きなガラス窓から景色が眺められること。田んぼに水が入る新緑の季節、秋の紅葉、冬の雪景色など、変わる季節を感じながらゆったり時間を過ごしてもらえたら」とも。
営業時間は、7時~10時、11時30分~17時。水曜・第3木曜定休。駐車場は店舗脇に2台、中尾座隣に10台。