
「春のさくらマルシェ」が4月12日、箕輪町中曽根公民館(箕輪町中曽根)北にある「中曽根のエドヒガン」で開催される。
長野県の天然記念物に指定される中曽根のエドヒガンザクラは、樹齢1000年を超える巨木として、毎年多くの観光客が花見に訪れる桜の名所。満開の時期に合わせて、地元中曽根区の「中曽根ふれあいサロン」と同町の地域おこし協力隊がイベントを共催する。
マルシェでは、野だてが楽しめるスペースを設置。抹茶と共に、地元の「菓子庵金星」「味菓町しばらく」がヨモギの草餅や餅、団子など季節の和菓子を提供する。食料品・日用雑貨を扱う「福多屋」はシフォンケーキを販売し、「信州みのわ竹細工の会」は今期創作した作品を展示するほか、竹細工のコーヒードリッパーでいれたコーヒーも提供する。
中曽根支えあい協議会役員で同サロン担当の柴節子さんは「地元中曽根区の皆さんに野だてを楽しんでほしいと、町の地域おこし協力隊に声をかけイベントを企画した。子どもも含めて、たくさんの人に来ていただければ」と話す。同協議会の大槻謙二会長は「中曽根のエドヒガンは立派で存在感のある桜。根元には権現様が祭られていることから権現桜(ごんげんざくら)とも呼ばれている。天気と開花状況に恵まれてほしい」と期待を込める。
開催時間は10時~14時。野だて体験料は200円~350円。雨天の場合は隣接する中曽根公民館で開催する。