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駒ケ根に植物由来の原材料を使うスイーツ店「ティガロ」

店主の謝花綾香さん

店主の謝花綾香さん

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 植物由来の原材料を使うスイーツ店「tigalo(ティガロ)」(駒ケ根市赤穂)が1月25日、オープンした。

左から「デーツバー」「ビーガン生チョコサンド」「有機チョコバナナケーキ」

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 「お菓子屋さんになるのが小さい頃からの夢だった」と話すのは店主の謝花(じゃはな)綾香さん。沖縄県出身で小学3年生の時に家族で駒ケ根市に移住。趣味で菓子を作っていたが、2023年に動物愛護の現状を知り、動物由来の原材料を使うことができなくなってしまったという。「植物由来の原材料を使うプラントベースの菓子を知ったことで、菓子作りを再開することができた」と話す。

 店名の「tigalo」はスペイン語の「大地・地球」という意味の「tierra(ティエラ)」と、「贈り物」という意味の「regalo(レガロ)」を掛け合わせた造語で「大地からの贈り物」という意味を持たせた。全てのメニューに動物性食品・小麦粉・白砂糖を使わない。

 メニューは、イチゴのビーガンバターサンド、ラムレーズンビーガンバターサンド(以上450円)、ビーガンチョコマフィン(330円)、カシスチョコマフィン(650円)、米粉クッキー(120円)、ポルボロン(270円)など。

 「オープン前はマルシェやイベントに出店していた。前の店主が店を手放すタイミングで声を掛けてくれたことをきっかけに副業としてオープンすることができた。本業が休みの時に仕込みを行うなど大変な時もあるが、楽しく、やりがいを感じている」と謝花さん。「小麦粉を食べられない人やビーガンだけでなく、皆さんに満足してもらえる菓子。食べてもらえたら」と話す。

 営業時間は11時~15時。

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