![伊那市観光協会の谷澤和美さん](https://images.keizai.biz/ina_keizai/headline/1739183266_photo.jpg)
都市部や海外から小中学生のホームステイを受け入れる「農家民泊」の受け入れ説明会が2月14日、伊那市役所(伊那市下新田)で開かれる。主催は伊那市観光協会。
伊那の豊かな自然や農林業、歴史、文化、食などの素材を生かし、都会からの修学旅行や教育旅行、インバウンド(訪日外国人)の受け入れを2012(平成24)年に始めた同市。種まきや収穫など季節に合った農業体験や、受け入れ先となる家族との食事作りなど、普段の暮らしをそのまま体験する場として農家民泊を提供してきた。伊那市観光協会の谷澤和美さんは「都市部からの受け入れもあるが、近年は海外から来る教育旅行の受け入れニーズが増えている」と話す。
説明会は受け入れに興味を持つ人を対象に開催。過去の様子や、受け入れをするのに当たり取得する「簡易宿所の許可取得」について説明する。谷澤さんは「最近は移住者が受け入れ家庭になってくれることも増えてきた。受け入れた家庭からは『交流を通して自分が海外に行ったような気持ちになれた』『孫に近い年の子どもたちが来るので元気をもらえた』などの声も聞かれる」と話し、「観光協会が窓口になっているので、心配事なども気軽に相談してもらえれば」と呼びかける。
開催時間は14時~15時。申し込み不要。