農業公園みはらしファーム「みはらしいちご園」(伊那市西箕輪)で1月2日、イチゴ狩りが始まった。
同施設には4軒の農家でつくる「羽広いちご生産組合」のハウス17棟があり、「紅ほっぺ」「女峰」「章姫」の3品種を栽培する。西村崇志副組合長は「ゆっくりじっくりと時間をかけて味が乗る寒い時期のイチゴはとても甘くてお薦め。今年も味の良いイチゴができた」と話す。栽培したイチゴは、みはらしファーム内の「とれたて市場」、箕輪町の「みのわテラス」、南箕輪村の「ファーマーズあじ~な」などに出荷するほか、地元の洋菓子店にも卸す。イチゴ狩りは上伊那地域を中心に愛知県など中京圏からの利用者も多く、年に20回ほど訪れるファンもいるという。
7日に両親と2人の弟と飯田市から訪れていた木村莉希(りの)ちゃんは「冬休み最後の日に、ずっと行きたいと思っていたイチゴ狩りに連れてきてもらえてうれしい。甘くて、数えられないくらいいっぱい食べた。もうおなかいっぱい」と笑顔を見せた。
営業時間は9時~16時(最終受け付けは15時)。料金は時期により異なり、1月は2,100円、2月、3月は1,900円(いずれも未就学児は1,400円、3歳未満無料)。要予約。