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南箕輪村の青果店で3日間限定ランチ販売 改良重ねた豚汁を提供

南箕輪村地域おこし協力隊員のふーとっくさん(左)と青果店「ベジかける」店主の内山祐輔さん(右)

南箕輪村地域おこし協力隊員のふーとっくさん(左)と青果店「ベジかける」店主の内山祐輔さん(右)

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 南箕輪村の青果店「ベジかける」が1月11日、南箕輪村地域おこし協力隊員でタレントのふーとっくさんとコラボ開発した限定ランチの販売を始める。

「特製ふーとん汁定食」

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 店内に飲食スペースを持ち、フルーツパフェを提供する同店。店主の内山祐輔さんは2016(平成28)年に地域おこし協力隊員として南箕輪村に移住、2019(平成31)年4月に同店を開き、長野県産の青果や、出身の宮崎県など九州地方、長野県では入手しにくい四国地方の農産物の販売を行う。店舗経営の傍ら、集落支援員としても現役の地域おこし協力隊員の相談などにも応じる中で、2024年の7月に同村の地域おこし協力隊員として就任したふーとっくさんと出会ったという。

 ふーとっくさんは「内山さんは商品をただ販売するのではなく、生産者と直接会い話をし、店舗では生産者の思いやストーリーも伝える。自身も南箕輪村の応援団長として活動する中で、人と人とのつながりを大事にしており共通点を感じたことから、今回『ベジかける』こだわりの商品と、自身が改良してきた豚汁をコラボしたランチメニューを企画した」と話す。ふーとっくさんは、コロナ禍でおうち時間が増えた際に友人からおいしい豚汁レシピを教わったことがきっかけで豚汁の魅力にはまり、レシピ改良を重ね友人らに振る舞ってきたという。「長野に移住してから長野県産のみそや食材を使った豚汁を振る舞ったところ好評だったので、今回のメニューにした」とふーとっくさん。

 メニューは、「特製ふーとん汁定食」(1,000円)と「特製ふーとん汁・ベジかけるパフェセット」(1,500円)。定食の白米は南箕輪村産の「風の村米だより」を使い、豚汁のみそは飯田市の「稲垣来三郎匠」が製造する「中千成味噌・完熟醸造」、具材も長野県産を中心に使い、ベジかけるで販売する宮崎県熊野農園の「へべすが香る七味とうがらし」を添える。

 ふーとっくさんは「豚汁は具材やみそによって全く違う味になるので、カレーのように味のバリエーションにポテンシャルを感じている。今回のレシピは食べた瞬間にショウガの香りがガツンと広がる。『豚汁って普通の豚汁でしょう?』と、思っている人や、新しいものが好きという人に食べてほしい」と話す。

 販売時間は10時~14時。各日20食限定。1月13日まで。

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