「もじみ湖フェスティバル」が10月12日、箕輪ダム下流のイベント広場で開催される。主催は「もみじ湖夢まつり実行委員会」。

会場となる箕輪ダムイベント広場（昨年の様子）

　「もみじ湖」のある東箕輪を盛り上げようと、地元有志と元地域おこし協力隊員が企画した同イベントは今年で6回目。実行委員長の小河豪さんは「前進の団体の時から数えると20回以上開催されてきた」と話す。

当日は、地元農産物を販売する軽トラ市、フリーマーケット、飲食店出店を行うほか、野外ステージでは、箕輪東小の合唱、キッズダンス、バンドなどを展開する。エアー遊具やスラックラインなど外遊びができるコーナーも設置。テントやたき火台などのキャンプ用品の実演・展示も行う。

　会場では、箕輪町みどりの戦略課が主催するイロハモミジの植樹祭「みんなで育てる箕輪の森づくり」（10時～11時）も同時開催する。同イベントは、ダム建設に伴い別の地に移住した住民が「故郷が紅葉で美しく、訪れた人の憩いの場になるように」と願い、1万本の紅葉を植え現在のような観光地となったことに由来する。今年で2回目の開催となり、事前に申し込みを行った参加者80人で60本のイロハモミジを植樹する。

　小河豪さんは「家族や友達と外で楽しく過ごしてもらえるような企画を多く用意した。食べ、遊び、くつろいでもらい、秋の休日が思い出の1ページになれば」と来場を呼びかける。

　開催時間は10時～15時。雨天中止。