「食」をテーマに伊那谷の生産者と出会い生産現場などを巡るツアー「SEES CAMP(シーズキャンプ)2024 農と食」が7月29日・30日に催行される。主催は産官学連携拠点施設「inadaniSEES(イナダニシーズ)」。
今年で2回目となる同ツアー。昨年は「森と建築」をテーマに県外から建築士や設計士を招き、木こりの仕事現場や製材所の見学を行った。今回のテーマは「農と食」。「夏秋イチゴ」や「ハーブ畑」の生産現場などを見て回る。地元産大豆を使った豆腐作りの体験や、シェフ自らが野山に入り食材を調達している店での食事なども用意。2日間で7つの生産・加工現場を訪れるという。
企画担当者の黒岩麻衣さんは「昨年の参加者は、実際の生産現場を見たことがないという人が大半。一緒に見てもらうことで生産現場の背景に気づいてもらえる機会となった。今回は『農と食』なので、生産現場での視察や試食はもちろん飲食もツアーに組み込んだ。伊那谷地域の豊かな食文化がどのように作られているかを知ってもらうきっかけになれば」と話す。
催行時間は、1日目=9時30分~21時、2日目=8時~11時45分。参加無料(1日目の昼・夕食代は実費)。現在、参加者を募集している。申し込みは7月14日まで。