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伊那市深妙寺でアジサイ見頃 境内に2500株200品種

現在見頃のピークを迎えている深妙寺のアジサイ

現在見頃のピークを迎えている深妙寺のアジサイ

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 「深妙寺(じんみょうじ)」(伊那市西春近)で現在、2500株のアジサイが見頃を迎えている。

「あじさい寺」として知られる深妙寺

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 ニホンアジサイを中心に200種2500株を植栽し、「あじさい寺」として知られる同寺。青、紫、白、ピンクなど色鮮やかなアジサイが境内を彩り、特に境内から裏山にかけて33体の観音像を囲むように咲き誇るアジサイは写真撮影スポットとしても人気を集めている。

 同寺院によると、毎年、県内外から毎年約1万5000人が訪れるという。この日、80代の父親を連れてアジサイを見に訪れたという地元の60代女性は「今年もこうして最盛期のアジサイを父と見に来ることができてよかった。とてもきれい。ここは涼しくて長くいられる」と話す。

 アジサイは約45年前、重盛要弘住職の祖母が植え始め、先代が増やした。重盛さんは「アジサイの維持管理は檀家(だんか)の協力を得ながら行っており、7月27日に来年もきれいにアジサイが咲くよう花摘みを行う予定。これから咲くアジサイもあり、7月26日まで楽しめるので多くの人に訪れてほしい」と話す。

 同寺院では7月7日までの「あじさい祭り」期間中、客殿を一般開放し、日本茶のセルフサービス提供(10時~15時)を行っている。

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