伊那経済新聞の2024年上半期PV(ページビュー)ランキング1位は、創業60年以上の和菓子店「たまや菓子店」(伊那市荒井)の「新草餅(しんくさもち)」を紹介した記事だった。
上半期PV(ページビュー)ランキング2位の記事、パティスリーメイプルの店主の遠藤健さんと妻の綾華さん
ランキングは、伊那経済新聞が始まった今年3月1日から6月30日までの4か月間に配信した「ヘッドラインニュース」のPVを集計したもの。10位までのランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. ヨモギ香る「新草餅」 伊那の老舗和菓子店「たまや」が今年も限定販売(3/18)
2. 箕輪町に「パティスリーメイプル」 地元の特産品を使った焼き菓子も(5/17)
3. 辰野で「信州辰野ほたる祭り」 「たつのピッカリ踊り」も5年ぶりに復活(5/30)
4. 伊那に「カフェPUCA」 量り売り店併設、容器持参を呼びかけ(6/6)
5. ドーナツ専門店「キツツキドーナツ」、辰野町で移動販売開始(6/7)
6. 伊那にコーヒーと焼き菓子の店 夫婦で開業、中米で買い付けた豆使う(4/11)
7. 南箕輪にタルトマフィン店 「週1回のご褒美で日常を豊かに」(4/22)
8. 南アルプスに新しいバス路線「分杭気の里ライン」(4/16)
9. 南箕輪村のナポリピッツァ店「アルコバレーノ」が2周年 ボンボローニも人気に(5/1)
10. 伊那に「それぞれ」 駄菓子屋を軸に多世代の交流や貸しスペースも(6/26)
1位の「たまや」は、店主の若林忠男さんと妻ふみ子さん夫婦自ら採集した地元のヨモギを使った草餅。創業60年以上の歴史のある同店も、店主の高齢を理由に年内で閉店の予定だという。
2位は箕輪町出身の遠藤健さんが開いた「パティスリーメイプル」を紹介する記事。箕輪町で有名な赤そば「高嶺ルビー」の粉を使い、砂糖は和三盆、薄力粉は「特・宝笠」を使った焼き菓子「満月」も開発した。パティスリーメイプルの記事以降もランキングの4位、5位、6位、7位、10位には新規オープンを紹介する記事がランクインした。
3位の「信州辰野ほたる祭り」は昨年10万人が来場したイベント。ホタルの鑑賞ができる辰野ほたる童謡公園は、町や地域住民などで草刈りや水路の清掃を行うほか、町内の「ホタルラボ」では、ホタルやカワニナの研究を行い、保護活動を継続することでホタルの生息域を守っている。ほか、8位の新バス路線「分杭気の里ライン」や12位の「中央アルプスに春を告げる雪形」など、地域ならではの自然や観光スポットが続いた。
伊那経済新聞では今後も上伊那エリアの明るい話題を届けていきたい。