サクランボ狩りが6月15日から、JA上伊那の農産物直売所「ファームテラスみのわ」(箕輪町大出)で始まった。
「今年は天候に恵まれ豊作」と話すのは、直売所と提携する果樹園の代表の関善一さん。25アールほどの広さで栽培するサクランボは、早生種の「高砂」「紅さやか」や中生種の「佐藤錦」、晩生種の「紅秀峰」など4、5種類ほど。約150本の木が植わる。関さんは「昨年は花の咲く時期に寒くなってしまい不作だったが、今年は暖かい日が続いたのでたくさんの実が成っている。どの品種でも甘みや酸味の違いを楽しんでもらえる」と話す。
駒ケ根市から訪れたという3人家族は「2歳の子どもが自分で採って食べられたので家族みんなで楽しめた。とてもおいしかった。また来たい」と話す。箕輪町在住の5人家族は「今年で2回目。昨年来園し、とてもおいしかったのでまた来た。自分で採って食べられるのがとても良い」と話し、4歳の子どもは「赤いのあったよ」と教えてくれた。
関さんは「佐藤錦は昔からある品種で人気がある。たくさん食べて楽しんでもらえたら」と来園を呼びかける。
営業時間は、9時~11時、13時~15時。月曜・水曜・金曜定休。料金は、小学4年生以上=2,500円、小学3年生~4歳=1,000円、3歳以下は無料。30分間食べ放題。7月7日まで。