1日1組限定の古民家宿「夕さりて」(箕輪町福与区)が4月1日で1周年を迎えた。
箕輪町の東側に位置する同施設。特に郷沢地区は高台にあることから町を一望できる。夕日の時間帯が美しいことから宿の名前は「夕さりて」と名付けた。オーナーの相澤いぶきさんは「旅をしていて地域の接点に一番なりやすいのが宿。宿に来たお客さまに、地域の卵農家へ一緒に卵を取りに行ったり、その人の興味に合わせて店を紹介したりして、地域の人に出会ってもらっている。宿泊を通して地域を味わうきっかけになれば」と話す。
夫の純也さんは「都会で日々忙しく暮らしてしていると忙しさに追われてしまう。ゆっくり、たき火を楽しんだり、山菜取りに一緒に行ったりして、お客さまが『自分は何が好きなのか』を考える時間にしてもらえたらうれしい。家族でゆっくり時間を味わいたいと連泊してくれる人も多い」と話す。宿の一番人気は「景色」と有料の「露天風呂」。「内装もこだわっているが、お客様さまはやはり宿からの眺めや景色を喜んでくれる」と純也さん。
1周年を記念して、4月~6月の宿泊客は1日5,000円の露天風呂が無料で使える。「今後は『森林セラピー』や『バードウオッチング』などの体験も増やしていきたい。森や畑も整備しながら、私たち自身も里山の暮らしを実践しているところ。もっと里山の暮らしを体験してもらえるよう、森や山の案内も導入していきたい」といぶきさん。純也さんも「里山暮らしに興味がある人、地域の体験に価値を置いている人にはぜひ足を運んでほしい。宿が『豊かさの物差しが変わる場所』になれば」と思いを寄せる。
宿泊料金(1泊1組2人)は、休日=4万円、平日=3万8,000円。追加料金(1人)は、大人=1万円、小学生以下=7,000円、2歳以下=無料(布団を使う場合は3,000円)。まき風呂は1組5,000円(以上、全て税込)。最大7人宿泊可能。