進修高校(箕輪町中箕輪)3年生6人が、地元の古民家カフェ「ごはん屋いまい」(箕輪町三日町)とメニューを共同開発し、2月12日~14日の3日間限定で提供した。
同校が実施する「総合的な探求の時間」学習の一環で実現した同企画。完成したのは冬のもみじ湖をイメージしたという「進修六花(りっか)もみじ湖そば」で、町内産のリンゴやニンジンの天ぷらをカットしてモミジに見立て、マイタケなどと一緒に天ぷらにしてのせた温そば。味付けのタレは豆乳と明太を使い、「和洋折衷のクリーミーなパスタ感覚で食べられる若者らしい発想が生かされたメニュー」になったという。薬味にはミックスナッツを砕いたもの、ネギ、刻みのりを用意。12日は「焼きりんごフレンチトースト」、13日は「夢のりんごパンケーキ」、14日は「そばがきぜんざい」を、それぞれ提供した。
2日目に店主・今井元雄さんの指示を受け、接客対応、デザートのパンケーキ作り、盛り付けにと忙しく店内を動いていたのは佐藤舜生(みつき)さん、岡渉汰さん、森山あやかさんの3人。チームのリーダー的存在の佐藤さんは「箕輪町の課題解決をテーマに町を活性化する施策としてチームメンバーと話し合いながら町内の空き家に着目した。調べていくと空き家だった古民家を再生して現在はカフェとして機能しているこの店にたどり着いた。『多くの人に空き家の活用事例として知ってもらえたら』という目的で今井さんらの協力を得て共同開発したメニューを店で提供することにした」と経緯を話す。配膳を担当する森山さんは「昨年12月から校内で試作を重ねてきた。今井さんにアドバイスをもらって完成することができた」という。
町内在住で友人と2人で訪れた70代女性は「地元の新聞に掲載されていたことでイベントを知り、応援しようと朝のウオーキングをして、おなかをすかせてから来た。地元の高校生が頑張っている素晴らしい企画で、そばもこれまで食べたことがない斬新な味付けでおいしかった」と話していた。