見る・遊ぶ

伊那・長谷中尾の観光パンフレット完成 「中尾かんこうきょうかい」が制作

「中尾かんこうきょうかい」会長の中村徳彦さん(右)と中尾区長代理の川畑さん(左)

「中尾かんこうきょうかい」会長の中村徳彦さん(右)と中尾区長代理の川畑さん(左)

  • 0

  •  

 伊那の長谷中尾地区の住民らが立ち上げた「中尾かんこうきょうかい」の発足報告とパンフレットのお披露目が1月27日、「中尾座」(伊那市長谷中尾)で開催された。

完成した「中尾観光パンフレット」(中尾かんこうきょうかい)

[広告]

 中尾地区の観光振興を目的として、長谷で輸出用米を栽培する農業法人「Wakka Agri(ワッカアグリ)」、三峰川電力、チコカフェ、食堂野山、中尾区(6組織)で構成し、昨年6月に発足した同団体。1972(昭和47)年には51戸236人だった人口は現在、34戸62人となっており、中学生以下の子どもがいない状況が続いている。同団体会長の中村徳彦さんは「もはや限界集落を通り過ぎたようなそんな小さな集落になってしまったが、ワッカアグリがこの地区で農業を切り口に事業を始めてくれ、その延長線上で『食堂野山』『チコカフェ』という2軒の飲食店もオープンしてくれた。これをきっかけに、ぜひ交流人口を増やし観光客の皆さんに来ていただけるように活性化できる機会をつくりたかった」と話す。

 「中尾といえば農村歌舞伎の『中尾歌舞伎』があり、毎年、公演を行っているが、それ以外にも、小さな、磨けば光る魅力があるので、それをパンフレットで紹介しようとなった」と中村さん。パンフレット「中尾魅力再発見散策マップ」には、散策を楽しめるよう中尾地区の地図に地域の飲食店や観光スポットを掲載。自分たちで撮影も手がけた。区民に意見を聞くため、2度にわたりパンフレットの素案を全戸回覧して、意見や提案を募ったという。1月に入りパンフレット1万部が完成し、区民に配布するとともに、南アルプス北部の山岳観光拠点「南アルプス長谷戸台パーク」にも設置を依頼した。

 中村さんは「今回のパンフレット制作を通して、中尾区民も自分たちの地域の魅力を再認識することができたのでは。地域外の人に足を運んでもらい、パンフレットを通して中尾の魅力再発見を楽しんでもらいたい。小さな魅力に光が当たり、地域が輝くきっかけになればうれしい」と期待を込める。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース