伊那市長谷地区で農業に携わる個人・団体で組織する「はせ農エン隊」のメンバーが1月22日、高校受験を控えた長谷中学校(伊那市長谷)の3年生を応援しようと同校を訪問した。
昨年に続き2回目の訪問で、対象となる受験生は10人(当日の参加者は8人)。今年は昨年と異なり、ポン菓子を作る工程から生徒が参加した。クラス代表の生徒2人が、ポン菓子作りのクライマックスとなる「ポン」とはじく役を担当。「3、2、合格~ポン!」のかけ声とともに棒が振り下ろされると、大きな音が響き、周囲で見守っていた生徒たちからも楽しそうな声が上がった。
材料には「長谷さんさん農園」の長谷みらい米と「おかめひょっとこ農場」の雑穀・たかきびを用意。ポン菓子は、はじける音で厄をはらい、米で福を招く五穀豊穣や運気上昇の意味を持つ縁起菓子とされている。出来上がったポン菓子は、メンバーが用意した受験生応援のメッセージカードを添え、生徒一人一人に手渡した。このほか、同校と共にお茶の木を栽培するプロジェクトに取り組む「お茶屋いちえ」から提供されたお茶も一緒に贈られた。
「はせ農エン隊」代表の高橋隆文さんは「高校進学は、長谷地域の子どもたちが地域を出て過ごす初めての選択の機会。地域住民の一人として応援できれば」とエールを送る。