みはらしファーム(伊那市西箕輪)の新年最初のイベント「スタートまつり」が1月2日に開催される。
同施設開園当初から20年以上続く毎年恒例の同イベント。以前は年越しイベントとして開催していたが、2019年以降は新年最初の催しとして実施。イチゴ狩りの開始時期に合わせて来場者に楽しんでもらおうと、園内の各施設が新年の企画を用意する。
直売所「とれたて市場」前では、毎年恒例の甘酒や焼きネギ、ふろふき大根の振る舞いを行う。例年は直売所での買い物金額の制限があったが、今年は制限をなくしたという。会場では、景品が当たる「ダーツ大会」や「汁粉の無料サービス」のほか、各店が新年ならではの企画を用意。ダーツ大会は第1駐車場にブースを設け、200円で2投できる形式で行う。景品はイチゴ園の入園券や餅、リンゴ、米などの農産物のほか、羽広地区の伝統野菜である羽広菜のカブ漬けも用意する。
毎年約300~400人が来場し、県内外のイチゴ狩り利用者をはじめ、地元客や家族連れ、帰省客らが訪れる同施設。今年はイチゴ狩りの予約が既に750件を超えており、約800人の来場を見込んでいるという。同園事務所広報の赤羽泰周さんは「正月のひとときを、みはらしファームでゆっくり楽しく過ごしてほしい。来年も引き続き、地域の皆さんに親しまれる施設でありたい」と話す。
年始の営業は1月2日の10時~14時。