南インド料理レストラン「ROMANCHAK HOTEL(ロマンチャクホテル)」(伊那市西箕輪)がオープンして、12月14日で1カ月がたった。
チキンカレーと豆カレー(日替わり)にサラダとピクルスがセットされた基本プレート
席数は、カウンター10席、テーブル2席、座敷12席の計24席。メニューは、南インド発祥のネイチョールというバターやスパイスを混ぜた炊き込みご飯「ネイチョール」と日替わりカレー(1~2種)、ピクルスとサラダのコンボミール(各1,000円~1,100円、お代わり自由)、魚介類を使ったカレーやグリーンカレー、ドライカレーなどの日替わりオプションカレー4種(300円~500円)を提供する。ドリンクは甘いレモン紅茶(100円)をメインに、チャイなど別メニューを用意する日もある。
店主は牧田洋輝さん。店名はヒンドゥー語で「わくわくするレストラン」という意味。元会社員で、伊那で生まれ育った店主の牧田さんは旅行が趣味で、バックパッカーとして世界各国を旅してきた。インドと出合ったのは6年ほど前。特に南インドに引かれ、ホームステイでインドの家庭料理を学び、現地のレストランでも働きながら料理の腕を磨いてきた。
「インドはとても広く、その土地ごとに話されている言葉も料理も違う。同じカレーでも北部と南部でレシピも特色も異なる。国内を旅する中で、南に行けば行くほど気候も穏やかで人の気質もおおらかな印象。食文化も気に入って、日本で店を開こうと思った」と話す。
今年5月から本格的に開店準備を始め、11月14日にオープンした。「現在はランチ営業に集中しているが、来春以降は夜の営業やイベントへの出店も検討している。南インド以外にも東インドなど、別の地域で出合った、自分がおいしいと印象に残った料理も提供していきたい」と意気込みを見せる。
営業時間は11時~15時。火曜・水曜定休。駐車場は7台。