
「森と暮らしの仕事に出合える焚火(たきび)会」が11月8日、産官学連携拠点施設「inadani SEES(イナダニシーズ)」(伊那市西箕輪)で開催される。
たき火を囲み、森や森林資源を活用する企業のスタッフと交流する同イベントは昨年に続き2回目の開催。企画担当者の黒岩麻衣さんは「昨年開催し、県内外から70人ほどが参加してくれた。合同企業説明会という堅苦しい感じではなく、働いている人の雰囲気や思いが伝わったという声もあり、実際に参加企業とつながり入社した人もいる。インターンなどにつながったケースもあった」と振り返る。
今年は、森林資源の活用を行うまきストーブの販売を行う企業や、ものづくりから森づくりまで手がける企業、森林組合の経営指導や地域材の流通を担う団体、木の家具やまちづくり・建築などに携わる企業、林業専門の求人サイトを運営する企業、地元産のフルーツなど地域素材を使った商品開発を行う企業の6社が参加するという。
当日は15時からオープニング、15時10分から参加企業による紹介プレゼンテーションを行った後、外に会場を移し「たき火ブース」を囲み、企業と参加者との交流会を予定する。交流会後の18時からは希望者のみの懇親会も行う。
「森と暮らしの仕事に出合えるというコンセプトなので、『森林』『農業』『暮らし』を大事なテーマとイメージし企業に声がけをした。小規模だけど面白い仕事を担う上伊那の企業を知ってもらう機会にもなる。進路を考えている学生や、伊那谷への移住を考えている人、県内外限らず『自然に近い仕事』がどんなものか興味がある人に楽しんでもらえる内容」と黒岩さん。
「懇親会では今年も参加企業の一社『DLD(ディー・エル・ディー)』が軽食を用意っする。アウトドアグッズの輸入販売も行う企業なので、アウトドアグッズを駆使しながら作る。そちらも楽しんでもらえれば」とも。
開催時間は15時~18時。懇親会は18時~20時(一般1,500円、学生1,000円、小学生以下無料)。要予約。